VSD:エネルギーコストの削減
コンプレッサのライフサイクルコストの80%以上はエネルギー消費によるものです。 さらに、工場の電気料金の40%以上を圧縮空気が占めます。 エネルギーコストの削減を目指して、他社に先駆けて可変速駆動(VSD)技術を圧縮空気業界に導入しました。
最大35%のエネルギー節減
アトラスコプコの可変速駆動技術は、将来の世代の環境を保護しながら、大幅な省エネを実現します。 VSD技術に継続的に投資することにより、アトラスコプコは各種VSDコンプレッサを市場に投入してきました。
アトラスコプコのVSD技術は実際の空気需要に合わせてモータ回転数を自動調整します。 そのため、最大35%の省エネが達成されます。 コンプレッサのライフサイクルコストも平均22%低減できます。 VSDによりシステム圧力も低減されるため、生産中のエネルギー消費が大幅に削減されます。
アトラスコプコVSD技術の特長とは
Elektronikon® がコンプレッサと内蔵コンバータを制御して、使用条件内で最大の安全性を確保。
VSDで圧力を柔軟に選択して電力コストを削減。
特殊設計のコンバータとモータ(ベアリング保護)により、どの速度でも最高の効率性を達成。
モータ冷却とコンプレッサ冷却の要件を考慮して低速運転用に設計された電動モータ。
機械構造の改善により、どのコンプレッサ回転数でもすべてのコンポーネントの振動レベルを上限以下に抑制。
キュービクル内に高効率の周波数変換器を追加し、最高50℃(標準では最高40℃)の高温度環境下でも安定して運転。
実際の圧力幅を0.10 bar(1.5 psi)以内に維持。